角度の測定・計測(角度が測りたい)
角度が測りたい、角度が正しいか検査したい
2つの面が接しているときには、必ず、「角度」が付きます。
角度は“度・分・秒”で表記されたり、小数点表記されます。例えば、30度2分15秒 とか、 45.123度のように表記されます。
直線のように見えても、実は、二つの線もしくは二つの面で構成されていて、その角度差は限りなく0度に近い状態かもしれません。
角度はどうやって測るのか?
では、この角度をどうやって測ればいいのでしょうか?
小学生のころの算数の授業で「分度器」を使用した記憶があると思います。
大まかには、分度器で測定できるのですが、角度を正確に測りたい(測定したい)ときや、分度器を当てることができない場所の場合は困ってしまいます。
特別な角度
90度は直角と呼ばれ、工業製品では90度(直角)が多用されます。
また、180度は平行とか、同一平面のように呼ばれ、180度も多用されます。
90度や180度専用の幾何公差(直角度、平行度、平面度など)も用意されています。
外観形状(輪郭度)による測定
角度の狂いを表すためには公差が用いられますが、輪郭度で狂いを定義する場合もあります。
理想的な角度から2ミクロン以内のズレを希望するときに「輪郭度2ミクロン」のように定義します。
角度を簡単に測る
分度器では正確性に欠け、簡単に正確に測ることが出来ません。
このような場合は、角度ゲージを用意することが近道です。
角度ゲージは使う人を選ばず、測りたい場所で測定することが可能です。
ゲージで測定すれば何十倍も早く手軽に正確に測定することが可能です。
角度ゲージの注文方法
製品図面を用意願います。
測定対象となる角度の公差、幾何公差などをマーカーペンでマークして当社に送ってください。メールでもFaxでもOKです。
設計者もしくは営業担当者から連絡が入ります。
使用環境に応じたカスタマイズすることも可能なので、打ち合わせをしたうえで図面化いたします。
角度以外の部分を同時に測定する総型ゲージ、総合ゲージを設計製作することも可能です。
角度ゲージの注文先
渡辺精密にお気軽にご相談ください ==> https://wsl-g.co.jp/contact/
ゲージメーカー渡辺精密工業の営業品目
渡辺精密工業は愛知県名古屋市に本社・工場があるゲージメーカーです。
各種ゲージ、治工具、試作品を手掛けております。
当社の営業品目は以下の通りです。
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ、球面模範、模範、基準器、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器) 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総型ゲージ、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、計測ゲージ、測定ゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など