測定器の点検校正、シリンダーゲージのゼロセット、内径マイクロ校正やゼロセットなどに使用するマスターリングの製作が可能です。
マスターリングとリングゲージ
基本的にはマスターリングとリングゲージは同じです。
最大の違いは、リングゲージは、リングゲージ自身を被測定物に接触させて測定します。
その測定方法は、単純で、「入る?、入らない?」という判断です。
したがって、摩耗が早い可能性があるので、摩耗対策として、超硬材を使用するとかTINコートを行うということが行われます。
マスターリングの仕様
マスターリングは直接的に被測定物、被検査物とは接触せず、それらを測定するための測定器のゼロセット(校正)をするために使用されるため、摩耗することは稀です。
ただし、経年変化には注意する必要がありますので、マスターリング自身の点検校正は最低年1回は行います。
材質はSKS3、熱処理を行ったあと、経年変化を防止するためにサブゼロ処理やスーパーサブゼロ処理を行います。硬度はHRC58以上入れることが多いです。
マスターリングのバリエーション
内径を校正対象としたマスターリングが製作の大半を占めますが、なかには、厚みや、2段になっているものなど、規格外のものも製作します。
これらは、マスターリングと呼ばれるよりも、原器とか、単に、マスターと呼ばれることが多いです。
マスターリングのご相談は渡辺精密工業へ
特殊品、特注品、別作、ワンオフのマスターリングの対応が可能です。
渡辺精密工業へご相談ください => https://wsl-g.co.jp/contact/
<営業範囲>
北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県