精密テーパーアーバーとは?|同軸度0.005mm以内を実現した高精度加工事例

『回転ブレを抑えたい』『高精度アーバーが見つからない』を解決|設計から一貫対応した特注製作


今日の出荷品から|精密テーパーアーバーの課題解決事例

本日出荷した製品の中から、
『高精度な同軸度が求められるテーパーアーバー製作事例』をご紹介します。

今回の案件では、

『回転時の振れを極限まで抑えたアーバーが必要』

というご要望をいただきました。

テーパーアーバーは、回転精度そのものに直結する重要部品であり、
わずかなズレが加工品質に大きく影響します。


製品仕様(事例)

・製品名:テーパーアーバー
・寸法:φ40.273〜φ40.541 × L=60
・基準穴:φ16 +0.002/+0.007(中心部)
・基準穴に対するテーパ面全振れ:0.005mm以内
・材質:SKS3
・熱処理:HRC60〜(サブゼロ処理)
・個数:1個
・当社管理番号:25-02084


テーパーアーバーとは何か

テーパーアーバーとは、

『工作物や治具を高精度に回転させるための支持工具』です。

通常、ワークを直接チャックできない場合に、

『アーバーを介して主軸に固定し、一体回転させる』

ことで、安定した回転精度を確保します。

本事例のように、外径がテーパー形状の場合、

『相手部品とのはめあいによって位置決めと固定を両立』

するため、

『テーパー精度』と『同軸度』が極めて重要になります。


技術課題|同軸度と振れ精度の両立

今回の最大の課題は、

『基準穴に対するテーパ面の全振れ0.005mm以内』

という高精度要求でした。

この条件では、

・わずかな芯ズレ
・加工時の振動
・熱処理による歪み

がすべて精度不良の原因になります。

つまり、

『加工・熱処理・測定すべての工程で精度を積み上げる必要』

があります。


技術対応|高精度テーパー加工の実現方法

■ 同軸度管理と振れ抑制

・基準穴加工を起点とした同軸基準の確立
・高精度研削による真円度・円筒度の確保
・回転時を想定した振れ測定による最終調整

これにより、

『全振れ0.005mm以内』

を達成しました。


■ 熱処理と寸法安定性の確保


・材質:SKS3採用(耐摩耗性)
・HRC60以上の高硬度化
・サブゼロ処理による組織安定化

これにより、

『繰り返し使用でも精度が維持される構造』

を実現しています。


■ 設計からの最適化対応


本製品は、単なる図面加工ではなく、

・はめあい条件
・摩耗代
・使用環境

を考慮した設計を実施しました。

その結果、

『現場でそのまま使用できる完成度』

のアーバーとなっています。


課題解決のポイント

お客様の課題は、

『高精度アーバーを製作できるメーカーが見つからない』

というものでした。

当社では、

・1個からの特注対応
・設計者との直接打合せ
・自社一貫加工体制

により、

『精度と使いやすさを両立した製品』

をご提供しました。


このような課題に対応可能です

・回転時の振れを抑えたい
・テーパー部品の同軸度を確保したい
・高精度アーバーを1個から製作したい
・他社で精度が出ないと言われた

このようなケースでも、
工程設計から最適な加工方法をご提案します。


対応分野|回転部品・高精度テーパー加工

渡辺精密工業株式会社では、

・テーパーアーバー
・高精度シャフト
・回転治具
・同軸度管理部品
・焼入鋼・難削材加工

などに多数の実績があります。

『振れ精度が求められる部品』は、ぜひご相談ください。


まずはご相談ください

当社では、

・自社設計・自社加工・全数検査対応
・1個からの試作対応
・ミクロン精度の加工・測定

を強みとしています。

『この精度は実現できるか?』という段階でも構いません。
最適な方法をご提案します。


FAQ(よくある質問)

Q1.テーパーアーバーとはどのような用途で使われますか?   
A1.工作物や治具を主軸に取り付け、高精度で回転させるための支持工具として使用されます。
測定補助具として使用されることもあります。

Q2.なぜ同軸度が重要なのですか?   
A2.同軸度が悪いと回転時に振れが発生し、加工精度や製品品質に大きく影響するためです。

Q3.全振れ0.005mmとはどの程度の精度ですか?   
A3.非常に高精度なレベルで、ミクロン単位の加工・測定技術が必要となります。

Q4.熱処理後でも精度は維持できますか?   
A4.サブゼロ処理や仕上研削を行うことで、熱処理後でも寸法安定性と精度を確保できます。

Q5.1個からでも製作可能ですか?   
A5.はい。試作や単品の特注製作にも対応しています。

Q6.他のテーパー部品にも対応できますか?   
A6.はい。シャフトやゲージなど、各種テーパー形状の高精度加工に対応可能です。
モールステーパー、ナショナルテーパーなど様々なテーパー規格への対応も可能です。

Q7.図面がなくても相談できますか?   
A7.はい。使用条件をヒアリングし、設計段階から最適な仕様をご提案いたします。


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テーパーアーバー、テーパー加工品、アーバー修理、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
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■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
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MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
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