『R0.2±0.1の微小Rを高精度に実現』銅電極(Cu電極)の精密加工事例

『放電加工品質を左右する電極精度』を研削加工で安定再現した技術対応

本記事では、『R0.2±0.1という微小R指定を持つ銅電極』を高精度に加工した事例をご紹介します。

特に、『微細Rの精度を安定させたい』『電極の面粗度や寿命を改善したい』『手仕上げのバラつきをなくしたい』といった課題をお持ちの技術者・購買担当者の方に有益な内容です。


■ 製品仕様

製品名:R0.2 電極(銅・Cu)
サイズ:2.0 × 7 × L90
材質:銅(Cu)
数量:1個
設計:お客様支給図面
製造番号:25-01943


■ お客様の課題『R0.2±0.1の微小Rを安定して加工したい』

本案件では、放電加工用電極として以下のような要求がありました。

・コーナー稜線に『R0.2±0.1』の精度指定
・長さ25mmにわたり『11°の角度形状』
・微細Rの品質が『電極の耐久性(消耗)』に直結

しかし、一般的な加工では以下の課題が発生します。

・手仕上げでは寸法バラつきが発生する
・バリの発生により放電品質が低下する
・面粗度が悪化し電極寿命が短くなる

そのため、『形状精度・面粗度・再現性』を同時に満たす加工方法が求められました。


■ 解決策『研削加工による微小Rの高精度成形』

当社では、本案件に対して『研削加工』を採用しました。

これは、電極の使用用途(放電加工)まで踏まえて最適化した判断です。


■ なぜ研削加工を選択したのか

① 面粗度の向上
切削や手仕上げと比較し、研削加工は面粗度が大幅に向上。
→ 放電の安定性が向上

② 稜線形状の安定
バリやダレのないシャープな形状を維持。
→ 放電形状の再現性が向上

③ 微小Rの精度確保
治具と研削条件を最適化し、
『R0.19~R0.23』の範囲に安定して収まることを確認

④ 電極寿命の向上
面粗度と形状精度の向上により、消耗が安定
→ 結果として加工コスト削減


■ 技術的ポイント

・微小R(R0.2±0.1)の研削による安定加工
・11°角度付き形状の高精度維持
・銅材特有のバリ・変形対策を考慮
・放電加工品質を前提とした加工設計


■ 当社が『電極加工に強い理由』

① 『放電加工を理解した加工技術』
自社で放電加工を行っているため、
電極品質が最終製品に与える影響を理解しています。

② 『微細R加工の治具設計力』
再現性の高い加工を実現するため、専用治具を活用。

③ 『恒温測定による品質保証』
精密測定室にて、R形状・角度・寸法を全数確認。


■ 本事例のポイント

・『R0.2±0.1』という曖昧になりやすい微細Rを数値管理
・手仕上げを排除し再現性を確保
・面粗度改善により放電加工品質を向上
・電極寿命の安定化に貢献


■ 銅電極加工でお困りの方へ

以下のような課題があればご相談ください。

・『微小Rを安定して加工したい』
・『電極の持ちが悪い』
・『面粗度を改善したい』
・『他社で精度が出ないと言われた』

単品・試作・高精度電極にも対応可能です。


■ FAQ(よくあるご質問)

Q1. R0.2のような微小Rはどの加工方法が適していますか?   
A1.用途によりますが、高精度と面粗度を両立する場合は研削加工が有効です。特に放電加工用電極では品質安定に大きく寄与します。

Q2. 手仕上げでは対応できないのでしょうか?   
A2.対応自体は可能ですが、寸法バラつきや再現性の面でリスクがあります。量産や品質安定を求める場合は機械加工が推奨されます。

Q3. 電極の面粗度は放電加工にどの程度影響しますか?   
A3.非常に大きく影響します。面粗度が悪いと放電が不安定になり、加工面の品質や電極寿命に直結します。

Q4. 銅電極の加工で注意すべき点は何ですか?   
A4.バリの発生、変形、面粗度の悪化に注意が必要です。特に微細形状では加工方法の選定が重要です。

Q5. 単品でも対応可能ですか?   
A5.はい、1個からの特注加工にも対応しています。試作や開発用途でも安心してご相談ください。


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郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

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