『コーナーR確認ゲージ(R1.5)』製作事例|通止方式で角部R寸法を瞬時判定
『コーナーR測定・Rゲージ・通止ゲージ』に対応|切削後の角部Rを誰でも正確に確認できる専用測定工具
本記事では、『コーナーR測定』『Rゲージ』『通止方式』『角部形状確認』『検査の標準化』に課題をお持ちの製造業・品質保証・加工現場の方に向けて、
コーナーRを短時間かつ確実に判定できる専用ゲージの設計・製作事例をご紹介します。
『R寸法の測定が曖昧』『判断が作業者に依存する』『検査に時間がかかる』
といった現場課題の解決に有効な方法です。
■ 課題解決事例
案件名:『コーナーR確認ゲージ(通止方式)』の設計・製作
■ 製品仕様
名称:コーナーR確認ゲージ
方式:通止方式
測定対象:コーナーR1.5
材質:SKS3
仕上げ:研削加工(▽▽▽)
熱処理:焼入れ・焼戻し・サブゼロ処理(HRC58〜)
表面処理:黒染め
数量:1
設計:渡辺精密工業株式会社(手書き図面をCAD化)
当社製造番号:25-02368
■ 用途|コーナーR確認ゲージとは
コーナーR確認ゲージは、切削加工後に発生する角部の丸み(R)を、
『通り・止まり』で瞬時に判定する専用測定工具です。
コーナーRは、
・組立干渉
・強度低下
・設計不適合
につながる重要な品質項目であり、確実な管理が求められます。
■ お客様の課題
本案件では、以下のような課題がありました。
・コーナーRが設計値通りか素早く確認したい
・目視や経験に頼らない測定方法が必要
・作業者による判定バラつきをなくしたい
・現場で即時に合否判断したい
切削加工では工具形状の影響により、コーナーRは必ず発生するため、
その寸法確認は品質保証上不可欠です。
■ 解決策|通止方式によるコーナーR判定
① 『通り・止まり』で明確な合否判定
通止方式を採用することで、
・通ればOK
・止まればNG
というシンプルで再現性の高い判定が可能になります。
② 対角配置による誤判定防止設計
ゲージの対角2箇所に、
・通り側
・止まり側
を配置し、明確に刻印を表示。
コーナーRは視覚的に判断しにくいため、
現場での誤使用・誤判定を防ぐ設計としています。
③ R形状の高精度研削加工(公差25µm)
ゲージのR部は研削加工により仕上げ、
『公差幅 0.025mm(25µm)』
の高精度を実現しています。
R形状の精度は測定精度に直結するため、
高度な研削技術が求められる重要工程です。
④ 接触精度を高める特殊形状(測定部厚み1mm)
ゲージ全体は厚み6mmですが、
測定部は『厚み1mm』となるよう両側から加工。
これにより、
・コーナー部への確実な接触
・測定条件の統一
・作業者によるバラつき低減
を実現しています。
⑤ SKS3+熱処理による高耐久仕様
材質には耐摩耗性に優れたSKS3を採用し、
・焼入れ
・焼戻し
・サブゼロ処理
を実施。
長期間使用しても精度が維持される設計です。
■ 導入効果|測定現場の改善
本ゲージの導入により、
・測定時間の短縮
・作業負担の軽減
・判定の標準化
・不良流出の防止
・品質保証性の向上
といった効果が得られました。
『誰でも同じ判断ができる測定環境』を実現します。
■ 渡辺精密工業の強み
・専用ゲージの設計から製作まで一貫対応
・ミクロン精度の研削加工技術
・現場で使いやすい設計提案
・図面が曖昧でも意図を読み取り最適化
■ よくある質問(FAQ)
Q1.コーナーR確認ゲージはどのような用途で使われますか?
A1.切削加工後の角部に発生するコーナーRが設計値内に収まっているかを、通止方式で判定するために使用されます。
Q2.なぜ通止方式が有効なのですか?
A2.通り・止まりで合否を明確に判断できるため、作業者によるバラつきを防ぎ、測定の標準化が可能になるためです。
Q3.R形状の精度はどの程度重要ですか?
A3.ゲージ側のR精度が測定精度に直結するため、ミクロンレベルの高精度加工が必要です。
Q4.長期間使用しても精度は維持されますか?
A4.SKS3材と適切な熱処理により、高い耐摩耗性を確保しているため、長期使用でも安定した精度を維持できます。ただし、定期検査をおこない、ゲージが摩耗していないかを確認する必要があります。
Q5.他のR寸法にも対応できますか?
A5.可能です。R寸法や形状、使用条件に応じて最適な専用ゲージを設計・製作いたします。
■ お問い合わせ
コーナーR測定・専用ゲージ・検査効率化でお困りの際は、ぜひご相談ください。
『測定の標準化は品質の安定化』
現場で迷わない測定方法をご提案します。
渡辺精密工業では、「設計から製作まで任せたい」「既製品では対応できない」といったBtoB企業の課題に、最適なソリューションを提供しています。
コーナーR通止ゲージをはじめ、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。
「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。


お問い合わせはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/
■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324
<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など
<営業範囲一覧>
北海道
東北
青森県
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関東
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