組付け式『高さマスター』製作事例|測定作業の標準化・再現性向上・高精度校正を実現

複雑形状の測定を『短時間・誰でも正確に』|高さマスターによる測定工程改善ソリューション

本ページでは、『高さマスター』『校正マスター』『測定治具』『測定の標準化』『再現性向上』に課題をお持ちの製造業・品質保証・検査部門の方に向けて、実際の改善事例をご紹介します。

特に、
『測定に時間がかかる』『作業者ごとにバラつく』『ゼロセットが安定しない』
といった現場課題に対する具体的な解決方法を解説します。


■ 課題解決事例

案件名:組付け式『高さマスター』の設計・製作


■ 製品仕様

名称:高さマスター(組付け式)
測定寸法:138.55 ±0.004 / 115 ±0.002
材質:SKS3
熱処理:焼入れ焼戻し + サブゼロ処理(HRC58〜)
仕上げ:研削加工(精密仕上)
表面処理:黒染め(防錆)
構成:複数パーツ構造(自社設計)
数量:1台
当社製造番号:25-02404


■ 用途|高さマスターとは何か

高さマスターは、測定機やダイヤルゲージの『基準高さ(ゼロ点)』を設定するための基準器です。

・測定機のゼロセット
・測定値の基準統一
・検査工程の標準化

に使用され、測定精度の根幹を支える重要なツールです。


■ お客様の課題

本案件では、以下のような課題がありました。

・被測定物の形状が複雑で基準出しに時間がかかる
・作業者ごとに測定手順が異なり再現性が低い
・測定精度が作業者に依存してしまう

特に精密部品や航空機関連部品では、
『作業者依存を排除した測定の標準化』が重要になります。


■ 解決策|組付け式構造による最適設計

① 測定に必要な要素だけを抽出した設計

複雑なワーク形状をそのまま再現するのではなく、
『測定に必要な本質部分のみ』を抽出して設計。

これにより、
精度確保とコスト低減を同時に実現しました。

② 複数パーツ構造による最適化

組付け式とすることで、

・加工難易度の分散
・高精度部位の集中管理
・メンテナンス性向上
・コスト最適化

を実現しています。

③ 緩みに強い締結設計

締結面積を大きく確保し、適正なボルト設計を採用。

『使用中の寸法変化』や『緩みによる誤差発生』を防止しています。


■ 機能性を高める設計ポイント

● 軽量化設計
φ50 × L80の軽量化穴により、剛性を維持しながら重量低減。

● 定盤への吸着防止
十文字の逃し溝(幅10/深さ1)により、
『吸いつき』『塵噛み』を防止。

● 操作性向上
丸棒形状+ローレット加工により、
滑りにくく持ちやすい設計。

● 防錆性能
黒染め処理により、長期使用でも安定した状態を維持。


■ 導入効果|測定工程の改善

本製品の導入により、以下の効果が得られます。

・測定作業時間の短縮
・作業者依存の排除
・測定再現性の向上
・ゼロセット精度の安定
・現場の標準化推進

さらに、定期校正に活用することで
『長期的な測定精度の維持』が可能になります。


■ 渡辺精密工業が選ばれる理由

・測定治具・校正マスターの設計実績多数
・構想設計から製作まで一貫対応
・現場目線の使いやすさ設計
・サブゼロ処理による長期安定性
・高精度研削によるミクロン精度対応


■ よくある質問(FAQ)

Q1.高さマスターはどのような場面で使用されますか?
A1.測定機やダイヤルゲージのゼロセット、基準高さの設定、測定工程の標準化に使用されます。

Q2.組付け式にするメリットは何ですか?
A2.加工精度の最適化、コスト低減、メンテナンス性向上を同時に実現できる点が大きなメリットです。

Q3.複雑なワーク形状でも対応できますか?
A3.可能です。測定に必要な要素を抽出し、最適な構造に再設計することで対応します。

Q4.どの程度の精度まで対応できますか?
A4.ミクロン単位の精度管理が可能です。本事例では±0.004mmレベルの精度に対応しています。

Q5.既存の測定工程を改善したい場合も相談できますか?
A5.はい、可能です。現状の測定方法をヒアリングし、最適な治具・マスター設計をご提案します。


■ お問い合わせ

高さマスター・校正マスター・測定治具でお困りの際は、ぜひご相談ください。

『測定の品質は、基準設計で決まります』
現場で“誰でも正確に測れる仕組み”を構築します。

組付け式高さマスターや一体型の高さマスターをはじめ、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。

「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。

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渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/

■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など

<営業範囲一覧>

北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
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福島県
関東
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群馬県
埼玉県
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東京都
神奈川県
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新潟県
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福井県
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