テストピース製作(AMS規格材)|コーティング膜厚測定用に最適化した高精度試験片

φ6公差なし図面を±0.01へ最適化|面粗度とばらつきを制御し試験信頼性を向上


製品仕様(TEST PIECE, COATING)

  • 品名:TEST PIECE, COATING
  • 形状:φ6±0.01×L50
  • 材質:AMS5630
  • 表面処理:なし
  • 熱処理:なし
  • 仕上:▽▽▽
  • 設計:お客様
  • 個数:3
  • 当社製造番号:25-03234

AMS規格とは?

AMS規格(Aerospace Material Specifications)とは、主に航空宇宙分野で使用される材料規格で、材料の成分・機械特性・品質要件などが厳格に定められています。
高い信頼性が求められる用途で採用されることが多く、材料選定の段階から品質の担保が重要となります。
入手は容易ではないのですが、当社は航空宇宙業界のお仕事をする機会が多く、多くの仕入れルートを保有しています。


課題|公差なし図面ではテストピースとして成立しない

本案件は、コーティング評価用の『テストピース(試験片)』の製作です。

お客様支給図面では、外径φ6に公差指定がありませんでした。

しかし用途は、

『コーティングの膜厚測定・性能評価』

です。

この用途に対して一般公差のまま製作すると、

  • 寸法ばらつきが大きい
  • 面粗度が粗い(約30~50μm)
  • コーティング厚み測定に影響

という問題が発生します。


対応|用途起点で公差と面粗度を最適化

当社では、テストピースの目的を踏まえ、

『φ6±0.01』

という公差設定を独自に付与しました。

公差設定の意味

  • 寸法ばらつきを抑制
  • 試験条件の均一化
  • 複数サンプル間の再現性向上

面粗度への影響

公差を明確にすることで、『加工方法が精密加工に切り替わる』ため、

  • 面粗度が向上
  • コーティングの密着・評価精度が安定

します。


技術的価値|図面を読み替える“暗黙知”

今回のポイントは、

『図面通りに作る』のではなく『用途に合わせて最適化する』

という点です。

当社では、

  • 使用目的(コーティング評価)
  • 測定方法(膜厚測定)
  • 試験精度要求

を踏まえ、『製造用図面を最適化』して工程へ展開しています。

このような判断は、『暗黙知として蓄積されたノウハウ』であり、お客様からの信頼につながっています。


テストピース製作の重要性

本来であれば製品そのもので試験を行うのが理想ですが、

  • コストが高い
  • 試験回数が制限される

といった課題があります。

そのため、

『同一材質でテストピースを製作』

し、

  • 複数回試験
  • 条件変更試験

を可能にします。


結果|ばらつきの少ない試験片で評価精度を向上

当社のテストピースは、

  • 寸法ばらつきが小さい
  • 面粗度が安定
  • 複数個でも均一品質

という特長があります。

その結果、『試験結果の信頼性が向上』し、評価データの精度にも貢献しています。


テストピース製作・コーティング評価でお困りの方へ

  • コーティング膜厚測定用の試験片を作りたい
  • 材料規格(AMSなど)に対応したい
  • 試験のばらつきを減らしたい

このような課題があれば、ぜひご相談ください。


FAQ(よくある質問)

Q1.テストピースとは何ですか?
A1.材料や加工、表面処理などの性能評価を行うために使用する試験片のことです。製品と同一条件で作られることが一般的です。

Q2.AMS規格とは何ですか?
A2.航空宇宙分野で使用される材料規格で、成分や機械特性などが厳しく定義された高信頼性材料の規格です。

Q3.なぜテストピースに公差が必要なのですか?
A3.公差がないと寸法ばらつきや面粗度の差が大きくなり、コーティング膜厚や性能評価の精度に影響するためです。

Q4.面粗度はコーティング評価に影響しますか?
A4.大きく影響します。面が粗いと膜厚のばらつきや密着性に影響し、正確な評価ができなくなります。

Q5.少量(数個)でもテストピースの製作は可能ですか?
A5.可能です。むしろ試験用途では少量・高精度での製作ニーズが多く、当社では安定した品質で対応しています。


お問い合わせ

“TEST PIECE, COATING”、コーティング用テストピース、各種試験片をはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
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■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正、AI画像測定器用校正マスター、非接触測定器用校正原器 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など

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