倒れている?

人が倒れることではありません(笑)

渡辺精密工業は、ゲージ(測定器、検査機など)や治工具の設計・製作をメインビジネスにしています。要するに「倒れている?」というのは、「部品のある部分が”倒れている”と困るんだけど、それ測れるかな?」というときのお話です。

何が倒れているのか? それはいろいろなケースがあります。そもそも、何に対して倒れているのか?が問題です。人が倒れる場合は、”本来は立っているはず(床に対して垂直にいる状態)なのに、壁に寄りかかっているぞ!” とか、”床に寝転んでいるぞ” という感じですね。 そうです、床に対して(基準)の状態をみて、「倒れている」と表現しています。

渡辺精密工業がつくっているゲージの世界では、「倒れている」は「基準」(データムと呼ばれます)に対して、どのような状態になっているのかを測定・検査します。その倒れは、”長さ” や ”角度” で定量的に表現されます。専門的には寸法公差、幾何公差で表現された許容値にたいして、ズレが生じているのか、もしくは、許容値内に収まっているのかを、定量的に表したり、OK/NGで判別したりします。角度公差とか、直角度とか輪郭度とか呼ばれるものです。

もしも、「角度公差を測りたい」、「直角度が測りたい」、「輪郭度が測りたい」と思ったら、ぜひ、渡辺精密工業にご相談ください。いろいろなゲージをご提案できると思います。

ゲージを設計製作するために必要なものは
・製品図面または3Dモデル
・測定対象の寸法公差
・測定対象の幾何公差
・どんなイメージで測定するのか(<-渡辺精密工業でアイディアを出すこと可能です)
・使用頻度や設置場所などの使用環境
・既存もしくは類似ゲージがある場合は、その写真またはスケッチ
です。
あとは、渡辺精密工業に相談すればOKです。
いままで蓄積した多くの経験から、最適と思われる提案をいたします。

位置度ゲージ(設計製作)
ピッチゲージ(設計製作)
スプラインゲージ(通止)(設計製作)

渡辺精密工業の製品はこちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/

(寺西正明)