3つのコミュニケーション
渡辺精密工業は、工作機械(世の中の人はマザーマシーンと呼びます)を人が操り、1ミクロン精度の製品を完成させていく、技術者の集団です。
愛知県名古屋市に本社・工場があります。
さて、今日は、社内で、とある方がお話した内容です。
3つのコミュニケーション。を大切にしていると。
1つ目 「人とのコミュニケーション」です。
日本語は世界中の言語のなかでも、最も難しい言語のひとつです。
”1言って10分かれ”、”あ、うん の呼吸”、”忖度”などなど、誤解が生じやすいことが多いです。
伝える側のポイントとしては、言葉だけでなく、文字で伝える。そのときに、できるだけ 絵 を添えて伝えることが重要。
受ける側のポイントとして、自分の理解がただしいかを”確認”することが大切
2つ目 「モノとのコミュニケーション」
製品や治具は言葉がしゃべれない。よって、製品名をつけたり、治具の定置場、置き場を定めたりする。言葉を発することができないので、どこか迷子になったら、そのまま迷子になりつづける。
言葉を発することができない子供を育てる ”親” のように気配りをしてほしい
3つ目 「工作機械とのコミュニケーション」
工作機械も言葉を発することができない。そのうちAIが発達して会話が可能な工作機械ができるかもしれないけど、今のところ、それは無理。
医者になったつもりで、工作機械の健康管理に気を配って欲しい。
日時点検、定期点検などをただしく行い、早期発見、早期修理が大切!
とのことでした。
なるほど、なるほど、メモメモ。。。。。。 と、メモした内容を書いてみました。
こんな人たちが作り上げるのは総型ゲージやマスター、原器、治工具など1ミクロン精度の金属加工製品です。
ご興味のある方は、製品例をご覧ください ==> https://wsl-g.co.jp/products/
会社の概要はこちら ==> https://wsl-g.co.jp/company/
(寺西正明)