道具を丁寧につかうこと

ある社員さんが朝礼のとき

トヨタ博物館に行った。トヨタ車に限らず様々なメーカーの車が展示してあった。驚くべきことに、全ての車が整備されて綺麗な状態を保っている。多くの車が動く状態で維持されていることに驚いた。
自分たちが使用する道具等も丁寧に大切に使うと永く使うことができると思った。

と3分間スピーチしました。

なるほど。なるほど。
当社は、お客様が加工された製品を測定・検査する道具(ゲージ)を設計製作することが多いです。

私たちの経験上、お客様の製造部門の5Sが行き届いている工場の場合は、当社製品も長く、良い状態で使っていただける場合が多いです。
とうぜん、そのようなお客様からは修理依頼も少ないです。

5SがNGの場合は、当社製品の修理依頼も多い傾向があります。
手荒くお使いになって、部品破損ということもあります。

当社製品は、できるだけ美しい状態(仕上がキレイな製品)で納入したいと思って仕事をしております。別の言い方をすると、キレイな製品を納めると、お客様がその状態を維持しようとしてくれて、長く使用していただく可能性が高いです(経験上です)。

当社の製品は、製品合否を判定するものであり、出荷時の要になるべきものです。
丁寧に取り扱っていただき、正確な合否判定、測定が維持できることがベストなのです。

これからも、正確で、使いやすく、きれいで、美しい製品製造を心がけたいと思います。

それと同時に、社内で使用される工作機械、道具類も5Sを徹底して、長く大切につかうような環境づくりに努めていきたいと思います。

(寺西正明)