来ない

先日、新卒採用のために、ある大学の学内説明会へ参加してきました。
有名企業が並ぶ中での参加でしたが、当社のブースにも6名の学生が座ってくれました。
とはいえ、こちらから声をかけて、ようやく話を聞いてくれたというのが実情です。

愛知県には数多くの企業があり、働く場も豊富です。
さらに人手不足が続く中、どの企業も学生に来てほしいと願っています。
その環境に甘えてしまっているのか、学生の企業研究が十分ではないのでは。。。。と感じる場面がありました。
10年くらい前は、学生さんは沢山の企業調査、企業研究をして就活を行っていたと思います。
当社の新卒社員たちは全て、当社を ”探し当てて” 来てくれました。

いまの、多くの学生は「社名」だけで企業を判断しているように見えます。
知名度のある企業や、大手の子会社・関連会社では、企業説明会の席がすぐに埋まる一方で、
無名の企業にはなかなか学生が座りません。

たまたまですが、私がよく知る業界のプライム上場企業でさえ、4ターン中1名も学生が座らなかったのです。
「企業規模」や「上場・非上場」だけでは学生は動かないのだと痛感しました。

教授との会話から見えた“就活の現実”

説明会の会場で、懇意にしている大学の先生が顔を出してくれました。
「先生、学生さんにうちを紹介してくださいよ」とお願いしたところ、こんな答えが返ってきました。

「いやいや、4年生になる頃には、ほとんどの学生が内定か内々定を持っていますよ。
それに三河の冠企業なんて、1つの学科から大量に採用していきますからね。」

さらに先生は続けます。

「2月や3月のインターンに行っただけで、そのまま深く考えずに就職を決めてしまう学生もいます。
だから、入社後すぐ辞めてしまうんですよ」と。

同じような話は、他の大学関係者や知り合いの企業の方からも聞きます。
これが現実なようです。

中小企業の採用活動はどうあるべきか

リソースの限られた中小企業は、どう採用活動を進めていけば良いのか。
学生が企業を深く理解しないまま就職してしまうと、
学生自身が損をしてしまうし、せっかくの“新卒”というブランドを
自ら傷つけてしまうことにもなりかねません。

もっと良い方法はないものか。。。。。。と考えさせられます。

当社は「見学に来てもらえれば勝負できる」会社です

ちなみに当社は、会社見学に来てもらえれば、
現場の雰囲気や技術力、働く人の魅力をしっかり伝える自信があります。
実際、見学に来た学生は高い確率で興味を持ってくれます。

しかし、学内説明会では席に座ってもらえず、応募もなかなか来ないのが現状です。

本当に困ったものです。

中小企業だからこそできる採用の形を、
これからも模索していきたいと思います。

(寺西正明)