技術・技能・経験

当社の製品は、金属を削り(切削、研削、放電、手仕上)、0.001mm単位で調整した形状にしております。形状により0.001mm単位では実現不可なものもありますが、ご要望にお応えして極力理想形に近づくように努力いたします。
また、豊富な設計・製作・試作事例や経験があります。お使いの場面での「使いやすさ」、「コスト」、「耐久性」、「見栄え」なども考えた提案をさせていただきます。
一度お付き合いいただいたお客様とは永いお付き合いになることが多いです。

特にコストを押さえながら「見栄え」にも気を遣っております。当社の製作する工業製品には”見栄えは関係ない”とのご意見を受けることもあります。しかし、経験的に「見栄え」がよいと使う方が自然と丁寧に製品を扱うようになるようです。結果、製品寿命が延びることに繋がります。(もちろん、コスト最優先の製作をすることも可能です)

技能伝承について

暗黙知である技能を伝承することは、製造業だけの課題ではありません。どの職種においてもマニュアルや写真や絵などで表現することができない暗黙知があります。伝承するには時間も必要になります。
当社は、この課題に対して決定打的な方策を持っているわけではありません。これからも全社員が問題を共有する社内環境を作り上げ、積極的に課題を解決していきたいと思います。

品質保証について

当社には1級機械検査技能士が2名、2級機械検査技能士が11名が在籍しております。製造部門にも機械検査技能士資格を保有した社員がおります。
品質保証部門は製造部門から独立しており、当社が製作する高精度なゲージ、治工具の出荷確認を実施しております。

当社製ゲージ、測定機類など製品品質保証目的で当社製品をお使いいただく場合は、最低1年毎にお客様ご自身で点検校正をしていただくことを前提とさせていただきます。納入後半年以内に故障した場合は、修理検討対象とさせていただきます。半年を経過した場合は、有償での修理となりますので、何卒ご了承下さい。
なお、使用頻度が高い場合は、定期校正期間を実態に合わせて設定していただけますようお願いいたします。
なお、当社で点検校正をご希望される場合は、別途有償にて対応させていただきます。ぜひ、ご相談下さい。

製造データ管理

当社の社内生産管理システムは独自開発のシステム(Sstarシステム)を使用しております。
ゲージ、治工具メーカーに求められる進捗管理や製作記録データが保存され、管理されています。
見積情報、受注情報、注文書なども一元管理されるシステムになっています。

さらに製造時に必要となった技術情報も当社製造管理番号に紐づき保管されているという徹底ぶり。

これらの技術データを活用して、技術営業の育成、工程・工法の確立・技能伝承などを加速させております。

営業品目

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器) 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など