曲面形状は目視で判断!「当たり確認用ゲージ・模範」

【お悩み】当たりを確認したい
(球面模範、球面加工、球面あたり確認に関する設計製作のご相談)

<当たりを確認したい>
「当たり」というのは、2つの面(主に片側は凸、もう片側は凹)を接触させた時の一致度合いを意味します。
つまり、“たい焼き器”と“たい焼き”の関係において、その二つがピタリと一致する度合いのことです。

<なぜ確認したいのか>
様々な事情があります。たとえば、
一対になる2つのものが摺動する場合、当たりが一致していた方が動きがスムーズだったり、振動や騒音がなかったりします。
特定箇所だけが擦れることもないため、偏摩耗しないというメリットがあります。
自動車部品、農機具、産業用機械、産業用車両、航空宇宙部品など多くの部品において、このような”当たり”という測定方法が使用されています。

<当たりの確認方法>
基準となる方に光明丹(赤色のペースト)やブリューペーストを薄く塗ります。
被検査物を光明丹を塗った部分に押し当てて、塗った光明丹がどれくらい被検査物に移るのかを確認します。
形状が一致していれば均一に光明丹が移りますが、形状に違いがあると一部分しか接しない為、光明丹は部分的にしか移りません。

<よく寄せられる相談は?>
形状は、球面やテーパの凸・凹形状の当たり確認のご相談が多いです。
用途は、「量産製品の形状を基準に照らし合わせて一致しているかの確認」という場合が多いようです。

<相談の仕方(当たりゲージ、当たり模範の注文方法)>
当たり模範を設計製作するために必要なものは
・製品図面または3Dモデル
・測定対象の寸法公差
・測定対象の幾何公差
・どんなイメージで測定するのか(<-渡辺精密工業でアイディアを出すこと可能です)
・使用頻度や設置場所などの使用環境
・既存もしくは類似模範がある場合は、その写真またはスケッチ
です。
あとは、渡辺精密工業(愛知県名古屋市)に相談すればOKです。
いままで蓄積した多くの経験から、最適と思われる提案をいたします。
当社のお客様は北海道から九州、そして海外まで。毎年100社を超えるお客様にゲージ、治工具をお届けしています。

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