BBDを測定する(スプラインゲージの設計製作)

スプラインゲージの一例(設計製作品)渡辺精密工業製

<スプラインを測りたい> 
インボリュートスプライン形状(以下、スプライン)は自動車、航空宇宙業界などで多用される形状です。スプライン形状はオスとメスの嵌合(接合)が必ず発生するため、その出来栄えを確認する必要があります。

<どこを測るのか>
3つの測定対象があります。
1.大径
2.歯面
3.小径

【スプライン形状がメス形状の場合】
1.小径
栓ゲージ(プラグゲージ)で測定します。

2.歯面
BBD(Between Ball Diameter)を専用ゲージ(スプラインゲージ)で測定します。
BPD(Between Pin Diameter) を測定する場合もあります。

3.大径
特別なプラグゲージで測定します(歯面に干渉しないような特別形状のスプラインゲージで測定します)

<なにを使って測るのか>
広く一般的に専用ゲージ(スプラインゲージを設計製作する)が使用されています。 BBDに関しては、計量管理(数値で管理)することも実施されていますが、一般的にはGO/NOGO(通止)による測定が一般的です。もちろん、数値管理も通止管理もどちらも可能です。

<ゲージ(専用測定器)の注文方法>
製品図面を用意し、スプライン緒元をマーカーペンで指定してください。このマークに基づいてゲージ設計者が構想を考え、お客様と使い勝手や、どれくらいの精度で測定するのか?などの内容をお打ち合わせした上で、ゲージ製作いたします。

<渡辺精密工業への注文もしくは相談方法>
スプラインゲージを設計製作するために必要なものは
・製品図面または3Dモデル
・測定対象の寸法公差(スプライン緒元)
・どんなイメージで測定するのか(<-渡辺精密工業でアイディアを出すこと可能です)
・使用頻度や設置場所などの使用環境
・既存もしくは類似ゲージがある場合は、その写真またはスケッチ
です。
あとは、渡辺精密工業(愛知県名古屋市)に相談すればOKです。
いままで蓄積した多くの経験から、最適と思われる提案をいたします。
当社のお客様は北海道から九州、そして海外まで。毎年100社を超えるお客様にゲージ、治工具をお届けしています。

通止タイプのスプラインゲージ(設計製作品)渡辺精密工業製

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