穴が公差内か判断したい
穴の加工を行ったときに、出来栄えを検査する方法はいろいろあります。
1.ノギス(デジタルノギス)で測定(目安:0.1mm)
2.穴専用マイクロメーター(3点マイクロメーター)で測定(目安0.01mm)
3.ブロックゲージとシリンダーゲージで比較測定(目安0.001mm)
が代表的な測定方法です。
測ったことがある方は分かると思うのですが、穴の測定は非常に難しいです。
それは、測定子が穴中心を通る測り方かつ、深さ方向には同一位置(同一深さ)を測定する必要があるからです。
穴中心を通らない測り方をすると、その直径は ”小さく” 表示されます。
同一深さで測らないと、その直径は ”大きく” 表示されます。
したがって、三次元的な変化を感じながら測定する必要があるのです。
つまり、誰が測っても、簡単に、素早く、正確な測定結果を導き出せるということではありません。
熟練の技が必要です。
<簡単に測る>
ゲージを用意するのが一番の近道です。
専用ゲージなら、簡単に、誰が測っても同じ測定結果を得ることができます。
一番簡単なゲージは、栓ゲージです。

栓ゲージの一例
栓ゲージ(プラグゲージ)を用いれば、簡単に公差内に入っていることが判断できます。
しかし、問題点もあります。
簡単に測定できるのですが、定量的に測ることができません。
つまり、外れているけど、どれくらい公差から外れているのか?
公差内に入っているけど、公差下限にちかいのか?公差真ん中なのか?公差上限なのか?
などを判断することは不可能です。
定量的に測定するには、ダイヤルゲージが付いた専用シリンダーゲージを用意します。
専用シリンダーゲージならば、測定対象の穴に差し込み、ダイヤルゲージの針を読み取るだけで穴の大きさを定量的に測定することが可能です。
また、差し込む深さを調整すれば、穴口元、真ん中、奥と深さを変えて測定することも可能です。
このように専用のゲージ(測定器)を用意すれば、簡単に測定することができるのです。
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栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器) 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
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<システム開発>
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