特注球面測定子

既製品球面測定子

ミツトヨさんなどで一定寸法の球面測定子は販売されています。
この球面測定子は、大量生産なのでコストは安いと思います。

特注球面測定子のつくりかた

既存の球面測定子では使えない場合は、特注で測定子を製作する必要があります。

以下の3つの方法があります。

1.既存測定子を追加工する(コストメリット大)
2.球面ボールを追加工する(コストメリット中の場合あり、超硬対応可能)
3.無垢材から削り出し球面測定子を製作する(剛性大、コストメリット小)

当社では、上記の2,3に対応することが可能です。

球面ボールを追加工する場合

球面ボールは、ベアリング球とも呼ばれ、SUJ材やSUS材、超硬材で製作されています。
ある一定のサイズしか用意されておらず、その寸法で用を為す場合は、大変コストメリットのある製作方法です。

もしも、サイズがない場合は、ベアリング球を特注製作することになりますが、数百個~数千個の製作が必要となります。

球面測定子を製作する

SKSなどの特殊鋼を削り出し、球面特殊加工(球面研削加工)を行います。
一体型(無垢)であるため、球面ボールを追加工して球面測定子を製作したものよりも、高剛性であり球面部分が外れる心配がありません。

主に、材質SKS3、硬度HRC58以上、サブゼロ処理の条件で製作されます。

真球度は0.002程度です。

球面測定子のご相談は渡辺精密工業へ

当社にご相談いただくには、こちら => https://wsl-g.co.jp/contact/