焼きの入ったゲージの改造

熱処理済みゲージを追加工して新しいゲージを作り出す相談が増えてきました。

熱処理済み（焼きの入った）品物の追加工

は、高難度な加工です。

熱処理硬度にも依存するのですが、一般的なゲージ類はHRC５８程度の高硬度であることが多く、通常の旋盤加工やマシニング・フライス加工では追加工することが出来ません。

高硬度材の場合は、研削加工や放電加工で追加工することが一般的な工法です。
しかし、この場合は、加工性が悪いため、時間がかかりコストアップにつながります。

よって、「改造するよりも、新作した方が安価」との判断するメーカーが多いと思います。

高硬度の切削加工

当社は高硬度材の切削加工が得意です。

以前からノウハウを蓄積してきました。
もちろん、放電加工やプロファイル研削加工を用いてミクロンレベルの形状加工を行う従来型の加工もできます。
しかし、コスト、納期の面でお客様にすぐれたサービスを提供するために、刃物（切削加工）を用いたミクロンレベルの加工にチャレンジし続けてきました。

いまでは、大抵のものは切削加工にて追加工することができ、かつ、品質レベルも担保することができるようになりました。

遊休ゲージがあるなら

その写真や大凡の外観寸法を送ってください。
遊休ゲージを改造して、新しいゲージ、治工具が製作できるかを判断させていただきます。

実は、メリットがあるゲージの改造

熱処理したものは、時間経過とともに大きさが変化する「経年変化」から逃げることができません。
遊休ゲージは熱処理後、十分な時間経過したものが多く、経年変化の心配が少ないです。

よって、遊休ゲージを使用すれば、経年変化の心配がないのです。

よくある事例

当社で改造する事例としては、

１．リングゲージ、プラグゲージの改造
２．テーパー系のゲージの改造
３．高さマスターの改造
４．総型ゲージの改造
など。

基本的には、どんなゲージも改造（もしくは修理）可能です。

間違いなく悩むより相談した方が早いです。お気軽に渡辺精密工業にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら　＝＝＞　https://wsl-g.co.jp/contact/

渡辺精密工業の製品例は、こちら　＝＝＞　https://wsl-g.co.jp/products/

■会社概要
郵便番号：455-0831
住所：名古屋市港区十一屋一丁目59-1　　→　アクセス
電話：052-383-8282
FAX.：052-383-8324

＜認証（QMS関連）＞
ＪＩＳＱ９１００
ＭＳＪ４０００

＜ゲージ＞
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ（内面、外径）、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、ＬＦゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器）、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正　等

＜治工具＞
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具　等

＜金型＞
精密金型部品（プレス用、射出成型用など）

＜その他加工＞
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

＜設計＞
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

＜システム開発＞
C, C#, Python, VBA, WordPress など

＜営業範囲一覧＞

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