【内側球面測定の課題、渡辺精密工業が高精度ゲージで解決します】
■ 測定が難しい「内側球面の中心点から端面までの距離」。その課題、放置していませんか？
内側球面の測定は、通常の寸法測定と違い、高度な技術とノウハウが求められる特殊な領域です。
とくに、次のような**「架空点測定」が絡むケース**では、一般的な測定器やゲージでは対応が困難です。
最近では、三次元測定機（CMM）で品質保証するケースが増えてきました。
しかし、誰もが、簡単に、安定して、ラインサイドで、気軽に測定する。。。ということは叶いません。
▶ 事例：内側球面の中心点（仮想点）から部品端面までの距離を測定したい
- 被測定物（以下、ワーク）には内側に球面形状がある
- 測定したいのは、球面の中心点からワークの端面までの距離（仮想基準点測定）
- 当然、中心点は物理的に「点」として存在しない＝直接測定不可能
- さらに、端面までの距離には厳密な寸法公差が設定されている
こうした測定ニーズは、**自動車部品（例：デフケース、ハウジング等）**の検査に多く見られます。
■ 「光明丹での当たり確認」では、もう限界…？
従来は、
- 光明丹（こうみょうたん）による当たりチェック
- 経験や勘に頼った接触確認
といった方法で「球面への密着具合」だけをざっくりと判断していたケースもあります。
しかし、現在では高精度な数値測定が求められる場面が増え、球面中心点の再現性と、そこからの距離測定の精度が極めて重要になっています。
もちろん、光明丹測定用の「当たりゲージ」の製作も可能です。
■ 当社は「球面中心点」からの寸法管理を、現実の測定へ落とし込むゲージを設計・製作可能
渡辺精密工業では、次のような内側球面測定のための特注ゲージ設計・製作を得意としています。
【課題解決のアプローチ】
✔ 球面ゲージをワーク内面に密着
→ 実際の球面にフィットさせることで、球面中心点を幾何的に再現
✔ ゲージ側に基準面を設ける設計
→ 球面中心点から基準面までの正確な距離を実現
✔ そのゲージを用いて端面からの高さを測定
→ 結果として、仮想点から端面までの距離を可視化・数値化
この一連の考え方は、測定工程における再現性・作業性・正確性の大幅な向上につながります。
また、ゲージそのものにも高い精度が必要です。たとえば：
- 球面中心の正確な位置出し
- 球面仕上げ精度（球直径、真球度）
- 基準面との同軸度・平行度
- 熱処理や加工歪みの影響を抑える構造設計
■ 当社の実績：自動車部品メーカー向けのデフケース関連ゲージも多数納入
当社は愛知県に拠点を持ち、トヨタ系、日産系、スズキ系など、国内外の大手自動車部品メーカー様との取引実績多数。
とくに、デフケースやミッションケースなどの球面部位の測定ゲージ製作に関しては長年のノウハウがあります。
球面ゲージの設計・加工・測定・検査までを自社工場で一貫対応しているため、
- 精度の高さ
- 柔軟な対応力
- 納期への信頼感
- 品質の確かさ（不具合流出の少なさ）
- 営業パーソンの対応の良さ
において、多くのお客様から高い評価をいただいています。
■ 測定困難な「仮想点からの距離測定」、そのお悩みをご相談ください
こんなお悩みがある方へ：
- 「ワークの内側球面の中心点から端面までの距離を測定したい」
- 「当たりチェックでは限界があるので、数値管理できるゲージが必要」
- 「設計検討から相談したい」「丸投げしたい」
- 「今のサプライヤーでは技術的な会話が通じない」
- 「他社に相談したが、断られてしまった」
■ 渡辺精密工業なら“球面測定”のスペシャリストが揃っています
当社の強みは、球面加工とその測定技術の両面を長年にわたり蓄積している点です。
- 球面加工・真球度管理の精度実績
- 特注ゲージ設計力（構造・機能・治具一体設計）
- 三次元測定機・光学測定器を用いた球面中心点の再現測定
■ まずは一度、当社にご相談ください
渡辺精密工業株式会社では、日常的に球面測定ゲージ・特注測定治具を製作しています。
一貫生産体制により、設計〜試作〜納品までスムーズに対応。
どのような測定課題でも「なんとかしてしまう」技術者集団として、ぜひ貴社のモノづくりを支えるパートナーになれれば幸いです。
✅ 測定ゲージの設計・製作・トライまで
✅ 1点モノ・試作対応も歓迎
✅ 図面レスからでも相談OK
▶ お問い合わせはこちらから
お困りの案件、他社で断られた内容、まだ具体化していない構想も歓迎です。
内側球面の測定に関するご相談は、ぜひ【渡辺精密工業株式会社】へ！
お問い合わせはこちら ＝＝＞ https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の製品例は、こちら ＝＝＞ https://wsl-g.co.jp/products/
■会社概要
郵便番号：455-0831
住所：名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話：052-383-8282
FAX.：052-383-8324
＜認証（QMS関連）＞
ＪＩＳＱ９１００
ＩＳＯ９００１
ＭＳＪ４０００
＜ゲージ＞
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ（内面、外径）、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、ＬＦゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器）、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等
＜治工具＞
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
＜金型＞
精密金型部品（プレス用、射出成型用など）
＜その他加工＞
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
＜設計＞
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
＜システム開発＞
C, C#, Python, VBA, WordPress など
＜営業範囲一覧＞
北海道
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