【課題解決事例】２条ネジピッチゲージで課題解決
～特殊ネジ測定にも対応できる渡辺精密工業～
今日の課題解決事例
本日出荷した製品のひとつに「２条ネジピッチゲージ」があります。
これは ２条ネジのピッチを測定するための栓ゲージタイプ のゲージです。
材質はSKS3、熱処理はHRC58～63、さらにサブゼロ処理を行い、高精度かつ安定した性能を確保しています。
２条ネジとは？
通常のねじは「１条ネジ」で、１つのねじ山が軸に沿って螺旋を描いています。
一方、２条ネジ（二条ネジ） とは、２つのねじ山が同時に螺旋を描きながら進んでいく特殊ネジのことです。
特徴として：
- 同じピッチでも送り量が２倍になる（リードが２倍になる）
- 送りねじや高速送り機構に使われる
- 加工精度や測定が難しいため、専用ゲージが必要
つまり、特殊でありながら確実な測定が求められるのが２条ネジ です。
お客様の課題
２条ネジは加工そのものが特殊で、一般的な加工メーカーでも実施例は少数。
当然ながら、２条ネジピッチゲージの製作実績を持つ会社も非常に限られます。
今回のお客様も、複数の会社に相談したものの対応先が見つからず、最後はインターネット検索で当社を見つけていただきました。
渡辺精密工業の解決方法
当社は、過去から ２条ネジピッチゲージの製作実績 を重ねてきました。
そのため、図面の解釈から設計・製作・熱処理まで一貫して対応可能です。
お客様は「他社では断られた案件が、ここなら安心して任せられる」と評価してくださり、製作を依頼いただきました。
渡辺精密工業の強み
- 特殊ネジ（２条ネジ・多条ネジ）のゲージ製作に実績あり
- ほぼ全量を自社工場で製作し、試作的要素の強い案件にも柔軟に対応
- 材質選定・熱処理・サブゼロ処理まで最適条件を提案可能
「どこに頼めばいいのか分からない…」
そんなときこそ、まずは当社にご相談ください。
まとめ：まずはご相談ください
２条ネジピッチゲージのように、特殊で他社が対応しづらい案件でも、渡辺精密工業なら解決できる可能性があります。
- ネジピッチ測定で困っている
- 特殊ネジゲージを探している
- 他社で断られた
このようなお悩みがあれば、ぜひ一度当社にご相談ください。
「なんとかしてしまう」――それが渡辺精密工業株式会社の強みです。
FAQ（2条ネジピッチゲージに関するよくあるご質問）
Q1. 2条ネジとは何ですか？
A1. 2条ネジとは、1本のねじ山ではなく、2本のねじ山が同時に刻まれているネジのことです。1回転あたりの進み量が通常の単条ネジの2倍となるため、素早く送り動作を行いたい部品や、繰り返し着脱を行う部品に使用されます。
Q2. 2条ネジのピッチとリードの違いは？
A2. 「ピッチ」とは隣り合うねじ山の間隔を指します。一方、「リード」はネジを1回転させたときに進む距離を表します。
2条ネジの場合、リードは「ピッチ × 2」となります。つまり、例えばピッチが1mmなら、リードは2mmとなります。
Q3. なぜ2条ネジピッチゲージが必要なのですか？
A3. 通常のピッチゲージでは、2条ネジ特有の形状やピッチを正確に確認できません。
2条ネジピッチゲージを使うことで：
- ねじ加工が正しく行われているか確認できる
- ピッチ・リードの誤差を防ぎ、組立時の不具合を回避できる
- 製造現場で検査することができる
- 品質保証部門での検査を効率化できる
といったメリットがあります。
Q4. 特注サイズの2条ネジピッチゲージも作れますか？
A4. はい、可能です。市販品にないピッチや径のゲージも、図面仕様に基づきオーダーメイドで製作いたします。加工精度はμ（ミクロン）単位で保証し、量産品から試作品まで幅広く対応しています。
Q5. 2条ネジゲージの納期はどれくらいですか？
A5. 標準的な仕様の場合は設計確定後４週間程度、特注仕様や複雑形状の場合は詳細打ち合わせのうえで納期をご案内いたします。お急ぎの案件についても、ぜひご相談ください。
👉 まずはご相談ください。解決の近道は、渡辺精密工業に問い合わせることです。
お困りごとがあれば、まずは渡辺精密工業にご相談ください。
「どんな小さな疑問にも寄り添う姿勢」で、最適な答えを一緒に見つけていきます。
お問い合わせはこちらから
２条ネジピッチゲージ、ネジゲージ、測定端子、球面加工品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。
「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。
お問い合わせはこちら ＝＝＞ https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の製品例は、こちら ＝＝＞ https://wsl-g.co.jp/products/
■会社概要
郵便番号：455-0831
住所：名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話：052-383-8282
FAX.：052-383-8324
＜認証（QMS関連）＞
ＪＩＳＱ９１００
ＩＳＯ９００１
ＭＳＪ４０００
＜ゲージ＞
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ（内面、外径）、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、ＬＦゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器）、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等
＜治工具＞
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
＜金型＞
精密金型部品（プレス用、射出成型用など）
＜その他加工＞
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
＜設計＞
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
＜システム開発＞
C, C#, Python, VBA, WordPress など
＜営業範囲一覧＞
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関東
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