鉄定盤 600×400×30|平面度5μm以下を実現する『測定用精密定盤』の製作事例

『オーダーメイド定盤』『平面度保証』『再研削対応』まで一貫対応|品質保証・検査工程を支える高剛性鉄定盤


概要

本ページでは、測定用定盤(鉄定盤・精密定盤)の製作事例として、
『平面度精度を確保したい』『オーダーメイド定盤を1台から製作したい』といった課題に対する解決内容を解説します。

品質保証部門・製造部門・設計部門の方が検索される
『定盤 平面度』『測定用定盤 製作』『精密定盤 オーダー』といったニーズに対応した内容です。


■ 製品仕様(出荷実績)

名称:測定用鉄定盤
数量:1台
当社製造番号:25-02942

形状:600 × 400 × t30
付加構造:
・側面 吊りボルト孔 M16 × 4箇所
・ニガシ溝(幅3mm × 深さ2mm、50mmピッチ)

仕上げ:研削加工 ▽▽▽
材質:SKS3(工具鋼)
表面処理:防錆黒染め
熱処理:焼入れ・焼戻し・サブゼロ処理(HRC58〜63)
設計:渡辺精密工業株式会社(自社設計)
購入部品:なし


■ 用途|測定精度を支える『基準面』

鉄定盤は、以下のような用途で使用される測定の基準面です。

・三次元測定機(CMM)前工程の基準台
・ハイトゲージ・マイクロメータ測定時の平面基準
・組付け・検査工程での平面度確認
・精密治具・ゲージの設置ベース

特に600×400サイズは、取り回しと精度のバランスが良く、現場で最も使われるサイズ帯です。


■ 課題と解決ポイント

課題①:高い平面度精度の確保

測定精度を左右する最重要項目は『平面度』です。

👉 解決策
・研削加工による高精度仕上
・熱処理+サブゼロ処理による経年変形の抑制

▶ 実績:平面度5μm以下仕様 → 出荷時実測4μm


課題②:重量物の安全な取り扱い

600×400×30サイズでは重量が50kg超となり、取り扱いが課題になります。

👉 解決策
・側面に吊りボルト孔(M16)を配置
・測定面を傷つけない設計


課題③:測定面の清浄性維持と焼き割れ防止

切粉や油分の残留は測定誤差の原因になります。

👉 解決策
・ニガシ溝(ゴミ切り溝)を設置
・溝底にR形状を付与し『焼き割れ防止』


■ 特徴|長期安定性と再利用性

① 高硬度材SKS3による高剛性

・HRC58〜63の高硬度
・変形しにくく長期安定

② 再研削による長期使用

・摩耗後も再研削で再生可能
・新品製作+修理の両方に対応

③ 20年継続採用の実績

・2006年設計図面のリピート品
・長期にわたり品質評価された設計


■ コスト最適化への取り組み

材料費・熱処理費の高騰が続く中でも、

・自社設計による工程最適化
・加工工程の削減
・協力会社との連携改善

により、高精度とコストのバランスを両立しています。


■ まとめ|測定精度は『基準面』で決まる

鉄定盤は単なる台ではなく、
品質保証の精度そのものを決める重要部品です。

・平面度を確実に出したい
・特注サイズで製作したい
・長く使える定盤がほしい

このような課題には、設計段階からの最適化が不可欠です。


■ よくあるご質問(FAQ)

Q1. 定盤の平面度はどの程度まで対応できますか?
A1.仕様に応じて対応可能ですが、今回事例では『平面度5μm以下(実測4μm)』を達成しています。要求精度に応じて最適な加工方法をご提案します。

Q2. オーダーメイドは1台から製作可能ですか?
A2.可能です。単品・試作・小ロットにも対応しており、図面がない場合でもヒアリングから設計いたします。

Q3. 既存の定盤の再研削は対応できますか?
A3.対応可能です。平面度の回復や再仕上げにより、定盤を再利用できます。

Q4. 材質はSKS3以外でも対応できますか?
A4.用途に応じてFC材(鋳物)など他材質の提案も可能です。使用環境・精度要件に応じて最適材質をご提案します。

Q5. 納期はどれくらいかかりますか?
A5.サイズ・精度・仕様により異なりますが、設計から製作まで一貫対応することで最短納期で対応可能です。


■ 測定用定盤のご相談はこちら

・平面度精度に課題がある
・特注サイズの定盤が必要
・既存定盤の精度が出ていない

そのようなお悩みがあれば、ぜひご相談ください。

鉄製測定定盤、組立定盤をはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。

「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。

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■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など

<営業範囲一覧>

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