【課題解決事例】アルミ製台座を“ゲージ品質”で仕上げた課題解決事例

自動装置の性能を左右するアルミ製台座を「ゲージ品質」で仕上げたら歩留まりが飛躍的に向上した!好事例

自動装置において、
最下層に位置する「台座(ベース)」の精度と安定性は、
装置全体の性能・再現性・長期安定性を大きく左右します。

今回ご紹介するのは、
自動装置用アルミ製台座を、切削+研削の組み合わせで高精度に仕上げた事例です。


■ 出荷した課題解決事例(仕様)

品名: 自動装置用台座R
用途: 自動装置ベース部品

形状: 430 × 430 × T26
仕上: ▽▽▽(切削仕上)
材質: アルミ(A2017)
表面処理: 白アルマイト処理
熱処理: なし
購入品類: なし
設計: お客様
数量: 1
当社製造番号: 25-03088


■ お客様の背景と要求

本製品は、
『自動装置を構成する重要部品の一つである「台座(ベース)」』です。

  • この台座の上に、複数のブロック・機構部品が搭載される
  • 装置全体の基準面・基準位置となる
  • 精度だけでなく、品質の安定性・再現性が強く求められる

という、装置性能の根幹を支える部品でした。

品名にある「R」は詳細不明ですが、
おそらく L / R の左右対称部品を想定した設計であると推測されます。


■ 材質選定の意図をくみ取る

お客様は、

  • 軽量化
  • 装置全体の取り回し・応答性向上

を目的として、
アルミ(A2017)を材質として選定されていました。

図面中には、軽量化と思われる抜き穴が複数存在しています。

ここで重要なのは、
「アルミ=簡単・ラフ加工でよい」ではない、という点です。


■ 一般的な加工方法と、当社の判断

一般的な鉄工所であれば、

  • マシニングセンターによる切削加工のみ
  • そのまま表面処理(アルマイト)

で完結させるケースも少なくありません。

しかし当社では、

  • この部品が装置ベースであること
  • この上に多数の部品が組み付くこと
  • 基準面の品質が、装置精度に直結すること

を踏まえ、加工方法そのものを再検討しました。


■ 切削 × 研削という選択

― 加工方法のマリアージュ ―

本件では、

  • マシニングセンターによる切削加工
  • さらに 研削加工を組み合わせる工法

を採用しました。

理由は明確です。

マシニングセンター加工だけでは、

  • 平面度をミクロン単位で安定させる
  • 同時に面粗度も高いレベルで確保する

という 「二兎を追う」加工になりがちだからです。


■ ゲージ屋としての強み

渡辺精密工業は、
もともと ゲージ・マスター製作を主業としてきた会社です。

  • ミクロン単位の基準面づくり
  • 再現性のある平面・直角・平行
  • 「測るための品質」を前提とした加工思想

こうした背景があるため、
装置ベースであっても、ゲージ品質で考えることができます。


■ 最近増えている「装置部品への高精度要求」

近年、

  • 治具
  • 自動装置
  • 専用機のベース部品

に対して、

  • ゲージ並みの精度
  • ミクロン単位の仕上げ

を求められるケースが増えています。

  • 図面に最初からミクロン公差が入っている
  • こちらから精度向上の加工提案を求められる

こうした場面は、
当社の強みが最も発揮される領域です。


■ この事例が示す価値

このアルミ製台座は、

  • 見た目は「ただの板物」
  • しかし、装置全体の精度を左右する最重要部品

でした。

用途を理解し、加工方法を選び、品質を作り込む。
それが、渡辺精密工業の考える「課題解決型ものづくり」です。


■ 自動装置・治具・ベース部品でお困りなら

  • 装置ベースの精度に不安がある
  • マシニング加工だけで本当に大丈夫か悩んでいる
  • アルミ部品でも高精度を求められている

そんなときは、
加工方法の段階から一緒に検討します。

ぜひお気軽にご相談ください。

👉 渡辺精密工業株式会社 公式サイト
https://www.wsl-g.co.jp

アルミ製ベース部品、台座部品をはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。

「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。

👉 お問い合わせはこちらをクリック

お問い合わせはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/

渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/

■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1  → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324

<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000

<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等

<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等

<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など

<営業範囲一覧>

北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
関東
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
岐阜県
静岡県
東海
中部
愛知県
三重県
近畿
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
中国
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
四国
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
九州
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県