馬乗りゲージとは?円筒の真直度を現場で即測定する方法
三次元測定機なしで高精度検査【課題解決事例】
ラインで使える真直度測定治具|馬乗りゲージ(総型ゲージ)設計製作事例
円筒形状の真直度測定を「現場」で実現する方法
円筒形状部品の品質管理において、真直度や外径変化の測定は重要な工程です。
しかし一般的には、
- 三次元測定機
- 真円度測定機
などの効果な精密専用設備が必要となり、
- 測定に時間がかかる
- 現場で即時判断できない
- 作業者によるばらつきが出る
といった課題があります。
今回ご紹介するのは、こうした課題を解決する
『馬乗りゲージ(円筒真直度測定ゲージ)』です。
製品仕様(馬乗りゲージ)
品名
馬乗りゲージ(円筒形状の真直度測定)
形状
組付けゲージ(総型ゲージタイプ)
材質
SKS3(ゲージ部)、S45C、アルミ
表面処理
黒染め処理
熱処理
焼入れ焼戻し+サブゼロ処理(HRC58~63)
購入品
ダイヤルゲージ(尾﨑製)
測定子ジョイント(尾﨑製)
ナイフエッジ測定子(尾﨑製)
六角穴付ボルト 他
設計
お客様
数量
1セット
当社製造番号
26-00007
馬乗りゲージとは?
馬乗りゲージとは、
円筒形状のワークに跨る(またがる)ように設置して測定する治具で、
- 円筒外径測定
- 真直度測定
- ピッチ測定(鍔基準)
などに使用される検査ゲージです。
特に、鍔(フランジ)付き円筒部品の測定において多く採用されます。
今回の構造:70mm範囲を連続測定できる設計
本ゲージの特徴は、
ダイヤルゲージが約70mmストロークで移動できる構造です。
- 鍔端面から10mm離れた位置を測定起点
- 約70mmの範囲を連続測定(つまり、鍔から10~80mmの間を測定)
- 円筒外径の変化を追従測定
これにより、
- 単一点測定ではなく
- 円筒全体の状態を「連続的」に把握可能
となります。
真直度測定を「ライン」で実現
通常、円筒の真直度測定は
- 三次元測定機
- 真円度測定機
を使用しますが、本ゲージでは
- ライン上で即測定
- 誰でも同じ結果
- 数秒で判定
が可能です。
実現できる効果
- 測定時間の大幅短縮
- 検査工程の簡素化
- 現場即応性の向上
- 工場環境に依存しない測定
原器とのセット運用で高精度管理
馬乗りゲージは通常、
「ゼロセット用の原器(マスターゲージ)」とセットで使用します。
- 原器でダイヤルゲージをゼロ設定
- 被測定物との差分を読み取り
これにより、
- 絶対値ではなく差分管理
- 高精度かつ安定した測定
が可能になります。
三次元測定機との使い分け
| 測定方法 | 特徴 |
|---|---|
| 三次元測定機 | 高精度・詳細測定 |
| 真円度測定機 | 円形精度評価 |
| 馬乗りゲージ | 現場・高速・簡便 |
→ 量産現場では「馬乗りゲージ」が最適解になるケースが多い
このような課題を解決します
- 円筒の真直度を現場で測定したい
- 三次元測定機に持ち込む時間を削減したい
- 測定を標準化したい(誰でも同じ結果)
- 鍔基準での寸法管理をしたい
- 検査工程を効率化したい
測定治具・総型ゲージの設計製作に対応
渡辺精密工業株式会社では、
- 馬乗りゲージ
- 総型ゲージ
- 測定治具
- 検査治具
- 原器(マスターゲージ)
など、測定工程の最適化に直結する治具設計製作に対応しています。
特に、
- 市販品では対応できない形状
- 測定時間短縮
- 現場測定化
- コストバランス設計
といった課題解決型の案件を得意としています。
測定工程でお困りの方へ
- 測定時間を短縮したい
- 現場で即判定したい
- 特注ゲージを検討している
- 測定設備を簡素化したい
そのような場合は、ぜひご相談ください。
FAQ
Q1. 馬乗りゲージとは何ですか?
A. 円筒形状のワークに跨るように設置し、外径や真直度を測定する検査治具です。現場での高速測定に適しています。
Q2. 馬乗りゲージで何が測定できますか?
A. 円筒外径、真直度、鍔基準からの位置、ピッチなどを測定できます。連続測定が可能なため、全体の傾向把握に優れています。
Q3. 三次元測定機との違いは何ですか?
A. 三次元測定機は高精度ですが時間がかかります。一方、馬乗りゲージは現場で即時測定でき、量産工程に適しています。
Q4. なぜ原器(マスター)が必要ですか?
A. 原器でゼロセットを行うことで、被測定物との差分測定が可能となり、高精度かつ安定した測定が実現できます。
Q5. 馬乗りゲージはどんな場面で使われますか?
A. 自動車部品やシャフトなどの円筒部品の量産ラインで、真直度や外径変化を短時間で検査する場面で使用されます。
馬乗りゲージをはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。
「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。


お問い合わせはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/
■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324
<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正、AI画像測定器用校正マスター、非接触測定器用校正原器 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など
<営業範囲一覧>
北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
関東
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
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東京都
神奈川県
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長野県
新潟県
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中部
愛知県
三重県
近畿
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京都府
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