切断バリ測定治具 製作事例|画像測定器での固定課題を解決するクランプ式補助治具

非接触測定の精度と作業性を両立|ダブルエッジクランプ活用による高効率バリ検査


製品仕様(Specification)

品名:切断バリ測定治具

形状:組付け構造治具

仕上げ:精密仕上げ
材質:SUS304
表面処理:なし
熱処理:なし

購入品類:
イマオ製ダブルエッジクランプ

設計:渡辺精密工業株式会社
数量:1
当社製造番号:26-00440


用途:画像測定器での“バリ確認”専用固定治具

本治具は、

『画像測定器上で被測定物を安定固定し、切断面のバリを確認するための補助治具』

です。

対象ワークは、

・短冊状部品
・板厚1.5mm
・切断面のバリ有無確認

となります。


課題:非接触測定における固定の難しさ

画像測定器では、

・ワークが動くと測定誤差が発生
・治具が視野を遮ると測定できない
・画像測定器テーブル上には直接置けない

といった課題があります。

特に今回のような薄板ワークでは、

『安定固定と視認性の両立』

が重要なテーマでした。


解決策:ダブルエッジクランプによる浮かせ固定

空中保持構造の採用

本治具では、

『ワークを空中に浮かせた状態で固定』

する構造を採用。

これにより、

・切断面の全周観察が可能
・影や干渉を最小化
・測定精度の安定

につながります。

イマオ製ダブルエッジクランプの活用

今回のポイントは、

『市販品を活かしたコスト最適設計』

です。

・2枚同時クランプ
・均一な保持力
・ワンタッチに近い操作性

を実現。

お客様には、

『ダブルエッジクランプの存在自体が新しい発見』

となり、設計提案として高い評価をいただきました。


特徴:2個同時測定で生産性向上

本治具は、

『2個同時にワークを固定可能』

な構造です。

これにより、

・検査時間短縮
・作業効率向上
・段取り時間削減

を実現しています。


設計ポイント:操作性と再現性

脱着のしやすさ

・工具1つで簡単固定可能
・短時間でセット完了

現場での使いやすさを重視しています。

位置再現性の確保

・クランプ位置の安定化
・ワーク姿勢のばらつき抑制

により、

『誰が使っても同じ条件で測定できる設計』

としています。


本治具の価値:コストと性能の最適バランス

本事例の本質は、

『専用設計 × 市販部品活用による最適解』

です。

・フル特注ではなく
・汎用部品を活かすことで

『コストを抑えつつ高機能化』

を実現しています。


このようなお悩みに対応します

・画像測定器でワーク固定に困っている
・バリ検査を効率化したい
・薄板部品を安定して固定したい
・複数個同時測定を行いたい
・既製品を活用した治具設計を検討したい


まとめ:測定品質は“固定方法”で変わる

非接触測定において、

『固定方法の良し悪しが測定結果に直結』

します。

本治具は、

『視認性・固定力・操作性をバランスさせた設計』

により、現場の課題を解決しました。

渡辺精密工業株式会社では、
用途に応じた最適な測定治具を設計・製作しています。


FAQ(よくある質問)

Q1.画像測定器でバリは測定できますか?
A1.はい、可能です。ただしワークの固定状態が不安定だと正確な測定が難しくなるため、専用治具の使用が重要です。

Q2.ダブルエッジクランプとは何ですか?
A2.2つのワークを同時に挟み込んで固定できるクランプ機構で、作業効率と保持安定性に優れた部品です。

Q3.薄板ワークの固定で注意すべき点は何ですか?
A3.変形を防ぎつつ、視認性を確保することが重要です。本事例では空中保持構造を採用しています。

Q4.市販部品を使った治具設計は可能ですか?
A4.可能です。用途に応じて最適な市販部品を選定し、コストと性能のバランスを取った設計を行います。

Q5.複数個同時測定のメリットは何ですか?
A5.検査時間の短縮、作業効率の向上、測定条件の統一による品質安定が期待できます。


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