『完成検査六角スプラインゲージ(通)の定期検査・校正とは? 超硬焼嵌めゲージを数ミクロン精度で再評価した事例』

『六角スプラインゲージの定期校正・検査成績書発行なら。超硬焼嵌め構造ゲージの精度確認事例をご紹介』


六角スプラインゲージ(通)の定期検査・校正事例

自動車部品メーカー様より、『完成検査六角スプラインゲージ(通)』の定期検査をご依頼いただきました。

今回は新規製作ではなく、『一年間使用したゲージが現在も図面どおりの精度を維持しているか』を確認するための定期校正です。

このような校正・定期検査は、お客様の品質保証やISO対応、トレーサビリティ維持において重要な役割を担っています。


製品仕様

項目内容
品名完成検査六角スプラインゲージ(通)定期検査
形状φ50ローレット加工×T20
材質S45C+超硬(焼嵌め)
表面処理なし
熱処理なし
設計渡辺精密工業株式会社
個数1個
当社製造番号26-01978

六角スプラインゲージとは?

六角スプラインゲージとは、六角スプライン穴や六角スプライン軸が図面どおりに加工されているかを短時間で判定するための精密ゲージです。

量産ラインでは三次元測定機による測定は時間制約、環境制約のため使用できないことがおおく、

『誰が測定しても同じ判定』

『短時間でOK・NG判定』

『測定者によるバラツキをなくす』

という目的で六角スプラインゲージが使用されます。

特に自動車業界では、生産効率と品質保証の両立のため、多くの工程で利用されています。


超硬焼嵌め構造を採用した理由

今回のゲージは、

『S45C本体に超硬を焼嵌めした構造』

となっています。

超硬は非常に耐摩耗性に優れていますが、衝撃には弱く加工も困難です。

一方、S45Cは加工性が良く、ローレット加工やハンドル部の製作に適しています。

両者の長所を組み合わせることで、

・耐摩耗性

・高精度

・十分な剛性

・扱いやすさ

を両立しています。

焼嵌め部についても、一年間使用後に異常は認められず、強固な結合状態を維持していました。


今回は製作ではなく『定期検査』

今回のご依頼は、新規製作ではありません。

当社が以前製作したゲージを、お客様が約一年間使用された後、

『現在も図面どおりの精度を維持しているか』

を確認するために返送いただきました。

当社では、

・六角スプライン部

・各基準寸法

・摩耗状態

・焼嵌め状態

などを確認し、図面公差内であることを検証しました。

結果として、数ミクロンレベルの精度を維持していることを確認できました。


検査成績書を添付して返却

測定結果は検査成績書としてまとめ、お客様へ提出しました。

ゲージは『作って終わり』ではありません。

使用を続けることで摩耗や経年変化が発生する可能性があります。

そのため、

『定期校正』

『定期検査』

『精度確認』

を実施することで、安心して品質保証を継続できます。


ゲージメーカーだからできる校正・再評価

ゲージを製作したメーカーだからこそ、

・設計意図

・加工履歴

・基準寸法

・測定方法

を熟知しています。

そのため、新規製作だけでなく、

『定期校正』

『摩耗診断』

『修理可否判定』

『再製作のご提案』

まで一貫して対応できます。

品質保証の観点からも、多くのお客様にご利用いただいています。

機械検査(特級)技能士、1級技能士が品質保証を行っています。


まとめ

今回のような『完成検査六角スプラインゲージ』は、製品品質を支える重要な基準器です。

一年間使用した後でも図面どおりの精度を維持していることが確認でき、お客様にも安心してご使用いただける状態で返却することができました。

渡辺精密工業株式会社では、ゲージ製作だけでなく、定期検査・校正・修理・再製作まで対応しております。

ゲージの精度維持や品質保証でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。


FAQ(よくある質問)

Q1. 六角スプラインゲージとは何ですか?

A. 六角スプラインの寸法や形状が図面どおりかを短時間で判定するための精密ゲージです。量産工程の品質保証によく使用されます。

Q2. ゲージの定期校正はなぜ必要ですか?

A. 使用による摩耗や経年変化がないことを確認し、品質保証やISO対応、トレーサビリティ維持のために実施します。

Q3. 超硬焼嵌め構造とは何ですか?

A. S45Cなどの母材に超硬部品を熱収縮を利用して固定する構造です。耐摩耗性と加工性を両立できます。

Q4. 使用中のゲージでも校正できますか?

A. はい。摩耗状態や寸法を測定し、図面どおりの精度を維持しているか確認したうえで検査成績書を発行できます。
返送期間をできるだけ短くするために、当社営業部門が納期調整を行います。

Q5. ゲージは修理できますか?

A. 摩耗状況によっては修理・再研削・再製作をご提案できます。まずは現品を確認し、最適な方法をご提案します。

Q6. 六角スプラインゲージの製作・校正はどこへ相談すればよいですか?

A. 六角スプラインゲージ、栓ゲージ、リングゲージ、各種検査治具、精密測定工具の製作・校正・修理は渡辺精密工業株式会社までお気軽にご相談ください。


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<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)

<部品>
航空宇宙向け部品、産業機械向け部品など

<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等

<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計

<システム開発>
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