グリーンウオッシュ

今更かもしれませんが、「グリーンウオッシュ」という言葉を初めて知りました。

簡単に言えば、”サスティナブルなフリをして商品を売る”ということですね。
いわゆる、過大広告、誇張広告の類で、

「そんなのきっとあるよね」と誰もが思っていたと思います。

ストロー製造会社の社長さんが、紙のストローはエコと思われているが、プラ製ストローの方がエコだから、絶対に紙のストローは作らない と講演で聞きた記憶があります。

調べると、

紙ストローとプラストローの比較

(出典:文春オンライン)

 『全量埋め立て廃棄の場合、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量は、紙ストローがプラストローの4.6倍にもなっていた。

紙ストローだと63%、プラストローだと80%が原料生産の段階で排出されている。その後の使い方や廃棄のしかたを工夫しても、排出量を削減するのは難しいということだ。

 このほか、紙ストローはプラストローにくらべて海洋酸性化については2.2倍、人体に影響する有毒物質では4.4倍、富栄養化についても4.4倍の脅威になるという結果がでている。逆にプラストローの悪影響が目につくのは化石燃料の消費で、これは紙ストローの2.2倍だ。

 地球環境に対するこれら8項目の影響を合算した「相対的環境影響指数」をみると、紙ストローの悪影響度はプラストローの2.1倍になっている。総合的にみて、紙ストローはプラストローよりかなり環境に悪いのだ。生分解性プラスチックであるポリ乳酸製ストローの悪影響度はプラストローの2.7倍。紙ストローより悪い。

と、

この情報も本当かどうかは分かりませんけどね。。。

何が本当か分からない

一体何を信じていいか分からないですよね。

でも、グリーンウオッシュのように、さもエコであるかのような、サスティナブルやエシカルであるかのような表現で品物やサービスを販売する企業が出てくるのは不思議ではありません。

無理のない範囲で使用量そのものを減らす

ことが、直ぐにできることではないかと思っています。

車の燃費は、エアコンを切って走ると燃費が10~20%向上すると、朝の通勤時のFMラジオで流れていました。たしか、JAFの方がお話になっていたような気がします。
エアコン以外にも、不要なものを車から降ろすとか、空気圧を気を付けるとか、急な加速をしないとか、他にも注意点をお話になっていました。

最近、涼しくなってきたので、エアコンを切って通勤しています。

すると、

私の車はICEV車です。毎朝通勤で約10Km走ります。
本日のメーター表示で燃費が17.7km/Lでした。

このように無理なく消費量そのものを減らしていくことは、すぐに、誰でも出来るサスティナブルの一つかな、と、思います。

人類が文化的な生活を送れば環境負担は避けられない

です。

当社がかかわる航空宇宙業界の一つの「飛行機」。
CO2を少なくする取り組みをしていますが、結構排出します。
たしか、全世界のCO2排出量の5%程度を占めていたと記憶しています。

今後、人口が増加して、グローバルサウスの人々が世界を移動することになれば、さらに、飛行機が増え、後続距離も増えます。

このようにCO2増加は避けられないですよね

それでもやれることからやる

が基本だと思います。

さて、今日から、身近に気が付いた、エコから始めてみたいと思います。

みなさんも、エコ、サスティナブル、エシカル、節約など、なんでも良いので、一度、何ができるか考えてみませんか?
そして、実行してみませんか?

(追記 2023年9月20日)

今朝は、19.2km/Lでした。

(名古屋の市街地を通勤で走って 19kmならNEVでなくても、まぁまぁですよね!
でも、エアコン切って、急な加減速避けて、信号が赤になったら惰性で走ってと、できるだけの努力はしました)

(寺西正明)