コンサルティング
わたしは、前職と今の会社で、多くのコンサルティングを受けてきました。
コンサルタントの方々に助けられ、教えられ、学んできました。
その方々のお陰で、今の私と、当社があると思っています。
(諸先輩からも多く学びました。書籍からも)
コンサルタントの方々は、いろいろなバックグランドがあることも体験から学びました。
お人柄もそうです。
士業の方々の全般にいえることですが、公的な資格はあっても、得意不得意な分野があり、それらは、ご本人のバックグランドや興味重心によりキャラクター付けられていると、なんとなく理解しています。
つまり、基本的な事柄は分かっていても、実際に役に立つか分からない。役に立つこともある。
経験してきたことであったとしも、それを活用する企業は別企業なので、社風や業界状況、規模の大小、時間軸、どれをとっても同じ状況ではないため、その経験や知識が使えないことがあって当然です。
理解力、国語力、コミュニケーション力なども合わせて重要です。
前職で勤めていたときに、コンサルの方からご指導を受けましたが、やっぱり、「ちょっと違うな?」という方も少なくなかったです。
ましてや、当社のような中小企業となると、大手でキャリアを積んだ方には「当社のような中小企業の状況理解が難しいのでは?」と思うことが多々ありました。
でも、コンサルの方々は、資格取得者であり、多くのキャリアを積んできているので、経験とプライドがあります(それは、大変いいことだと思いますので、否定しているわけではありません)。
経験とプライドが理解を妨げるということもあると思います。
ながながと書きましたが、
私にも、経験とプライドがあります(笑)
いままで、多くの方々に支えられてきて、助けられたとの想いが最近強くなってきました。
(年齢が重なりすぎたせいでしょうか)
なので、30歳くらいに一度勉強をして挫折した「中小企業診断士」の資格取得にチャレンジし、このたび合格することができました。
そして、わかったこと。
「やっぱ資格だけではだめだ」と。
もちろん、基礎知識は必要なので、資格取得には意味があります。
100社あれば、100通り。
いろいろな状況があると思いますが、自分自身で中小製造業の社長を長く勤めて、いろいろな改革・改造などを行った経験をもとに「中小製造業のリアルを知る診断士」として、少しでも恩返しをしたいなと考えております。
そして、さらに経験を積んだことを社内にリターンする。一石二鳥です!
コンサル事業部を作る!なんてことはしないつもりですが、異業種交流会の場や、同じ志のコンサルの方々や診断士の方々と一緒になにかしたいな、と、考えているところです。
(寺西正明)