かしめ治具を製作したい

かしめ

かしめとは、2つの部品を塑性変形を発生させ接合させる方法のことです。

かしめ治具

たびたび、特注かしめ治具の製作を依頼されることがあります。


かしめ治具は、被接合部品に対して ”圧力” を掛けて塑性変形させるため、圧力をかける部分の耐摩耗性や治具全体の剛性が必要となります。

上記は8点かしめ治具の写真です。「8点かしめ治具」と呼ばれるものです。

剛性や耐摩耗性を担保するためにSKD、SKH材が使用されます。
また、要部(かしめする部分)は、さらに硬い、超硬合金が使用されることが多いです。

かしめ治具の要部形状

要部は、かしめたい形に合わせた形状に仕上ます。
したがって、放電加工、研削加工を組み合わせた加工方法が多用されます。

要部に超硬合金を使用した場合は、鉄部分との接合には注意を払う必要があります。
割れや外れが生じないような加工方法が求められます。

先端部分が超硬で本体(鉄)とロー付けにて接合されています。

かしめ治具の耐久性アップ

要部の仕上がり面粗度や超硬合金材質の変更をおこなうことにより、耐久性を向上させることができるかもしれません。
もしも、全体を鉄のものをご使用されている場合は、要部を超硬合金に変更することをお勧めいたします。

かしめ治具のご相談は渡辺精密工業へ

当社は、カシメ治具製作に関する製作実績を多数持っております。
課題のあるかたは、ぜひ、渡辺精密工業にお気軽にご相談ください。

相談先 ==> https://wsl-g.co.jp/contact/

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