『アルミ製通り栓ゲージ(A2017)』製作事例
『軽量・低摩耗・熱変位対策を両立|樹脂製品検査に最適な限界プラグゲージ設計』
本記事では、『アルミ製プラグゲージ』『通り栓ゲージ 軽量化』『樹脂部品用検査ゲージ』『限界ゲージ 設計製作』をお探しの方に向けて、
『作業性・精度安定・耐久性』をバランスさせたアルミ製通り栓ゲージの製作事例をご紹介します。
従来の鉄製ゲージに対し、『なぜアルミを選択したのか』という設計意図まで解説します。
■ 製品仕様
品名:アルミ製通り栓ゲージ(限界プラグゲージ)
材質:A2017(アルミ合金)
測定部:φ50(公差 0/-0.01)
案内部:φ49.5
構造:鍔付き(簡易深さ測定対応)
ハンドル:既存品流用
表面処理:なし
熱処理:なし
設計・製作:渡辺精密工業株式会社
数量:1個
当社製造番号:25-02467
■ お客様の課題『作業負担と測定精度の両立』
本案件では、
・φ50クラスの栓ゲージが重く作業負担が大きい
・測定頻度が高く、取り回し性が重要
・樹脂製ワークのため摩耗リスクを抑えたい
という課題がありました。
特に現場では、
『軽くて扱いやすく、かつ精度が安定するゲージ』
が求められていました。
■ 解決策『アルミ製通り栓ゲージという選択』
渡辺精密工業では、
『材質変更による本質的な課題解決』
として、アルミ材(A2017)の採用を提案しました。
■ 技術ポイント
① 『軽量化による作業性向上』
・アルミ比重:約2.8
・鉄(S45C等):約7.8
→ 重量は約1/3に軽減
これにより、
・作業者の負担軽減
・取り回し性向上
・検査スピード向上
を実現しました。
② 『樹脂ワークに適した低摩耗特性』
対象ワークが樹脂製であるため、
・金属同士の摺動に比べ摩耗リスクが低い
・アルミでも十分な耐久性を確保可能
用途に対して過剰品質とならない最適設計です。
③ 『熱膨張差を考慮した精度安定設計』
熱膨張係数:
・樹脂(ポリカーボネート):約65×10⁻⁶/K
・アルミ:約23×10⁻⁶/K
・鉄:約11×10⁻⁶/K
アルミは鉄よりも樹脂の挙動に近いため、
・温度変化による誤差低減
・現場環境での測定安定性向上
に寄与します。
④ 『現場ニーズに応じた構造設計』
・案内部(φ49.5)で挿入性向上
・鍔構造で簡易的な深さ確認が可能
・既存ハンドル流用でコスト最適化
■ 導入効果
・作業負担の大幅軽減
・測定効率の向上
・測定精度の安定化
・現場運用に最適化された検査体制
■ このような課題に対応
・重いゲージで作業効率が悪い
・樹脂部品の測定に適したゲージがない
・温度変化による測定誤差を抑えたい
・用途に最適な材質選定をしたい
■ 渡辺精密工業の強み
・用途に応じた材質選定と設計提案力
・自社設計・自社製作による一貫対応
・単品・試作・特殊ゲージに柔軟対応
・現場目線での実用設計
『図面通りではなく、最適解を提案する』ことが強みです。
■ まとめ
『アルミ製通り栓ゲージ』は、
・軽量化による作業性向上
・樹脂ワークに適した耐久性
・熱変位を考慮した精度安定
を実現する『用途最適型ゲージ』です。
渡辺精密工業では、『材質選定から見直す設計提案』により、
現場の課題を根本から解決します。
■ FAQ(よくあるご質問)
Q1.アルミ製の栓ゲージでも耐久性は問題ありませんか?
A1.被測定物が樹脂などの場合、摩耗が少ないためアルミでも十分な耐久性を確保できます。
Q2.なぜ鉄ではなくアルミを採用したのですか?
A2.軽量化・作業性向上・熱膨張特性のバランスを考慮し、用途に最適な材質としてアルミを選定しました。
Q3.どの程度軽くなりますか?
A3.鉄製に比べて約1/3の重量となり、作業負担を大幅に軽減できます。
Q4.樹脂製品の測定に適していますか?
A4.適しています。摩耗リスクが低く、熱膨張差も抑えられるため安定した測定が可能です。
Q5.カスタム設計は可能ですか?
A5.可能です。寸法・形状・用途に応じて最適なゲージを設計いたします。
Q6.試作や単品でも対応できますか?
A6.はい、1個から対応可能です。トライアル用途や評価用にもご利用いただけます。
関連リンク(課題解決事例集)
以下は、当社の実際の課題解決ページへのリンクです。あわせてご覧ください。
- 2条ネジピッチゲージで課題解決
- スプライン大径ゲージ
- 特殊コレットチャックの材質選定
- ネジ深さゲージで一発解決
- ザグリ径と深さを同時に測定できる特殊ゲージ
- 150mm長さのφ16H7精密穴加工
- 相互差1ミクロンのBBD測定用測定子
- 測定用つば付きロケーティングピン
- 厚み1.3mm、公差1μmのゲートガイド
- 特殊板栓ゲージの修理事例
既存の製品への追加工でお困りの際は、渡辺精密工業株式会社にぜひご相談ください。
お困りごとがあれば、まずは渡辺精密工業にご相談ください。
「どんな小さな疑問にも寄り添う姿勢」で、最適な答えを一緒に見つけていきます。
お問い合わせはこちらから
アルミ製ゲージ、アルミ製原器、アルミ製マスター、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。
「困ったときの駆け込み寺」として、全国の製造業の皆様をお待ちしています。


お問い合わせはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の製品例は、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/products/
■会社概要
郵便番号:455-0831
住所:名古屋市港区十一屋一丁目59-1 → アクセス
電話:052-383-8282
FAX.:052-383-8324
<認証(QMS関連)>
JISQ9100
ISO9001
MSJ4000
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など
<営業範囲一覧>
北海道
東北
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
関東
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
岐阜県
静岡県
東海
中部
愛知県
三重県
近畿
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
中国
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
四国
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
九州
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県