リングゲージ改造
リングゲージを改造して使いたいとのリクエストをいただくことがあります。

リングゲージを改造する
φ100のリングゲージをφ110のリングゲージとして使いたい場合です。
φ100.1をφ100.2に改造するようにミクロン単位で改造することもあります。
上記例では、内径を大きくする(削る)改造です。
稀ですが、φ100をφ99.995に改造するというように、内径を小さくする改造も行います。
φ100をφ90に改造するという相談も稀にあります。
なぜリングゲージを改造するのか
コスト的に改造した方がメリットがある場合が一番多いのですが、それ以外にも、納期短縮のために改造を選択されるお客様が一定数あります。
さらに、古いリングゲージなので経年変化が起こりにくく、安定的なゲージ品質が期待できるという理由の方もいらっしゃいます。
リングゲージ改造のデメリット
大きく内径寸法を変化させると、外径寸法との差がなくなり(肉が薄くなり)、変形や歪が生じやすくなります。
また、厚みや切り欠きなどを改造する場合は、出来ることと、出来ないことがあります。
テーパーリングゲージの改造
テーパーリングゲージの改造も可能です。
内径寸法の変更や大端径、小端径の変更、そして、大端径公差変更、小端径公差変更、テーパー角度の変更などが可能です。
リングゲージの改造は渡辺精密工業へ
当社は他社製のリングゲージを含めて、リングゲージの改造を行っております。
もしも、遊休資産リングゲージを活用して、新しいリングゲージを製作したい場合は、渡辺精密工業へご相談ください。
ご相談いただくときには、現在保有しているリングゲージ図面と改造したいリングゲージ図面をご提示いただくとスムーズです。
もしも、図面が無い場合は、少しお時間を頂戴することになるかもしれませんが、改造は可能です。
お気軽にご相談願います。
渡辺精密工業へ相談するにはこちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/