特注リングゲージ
リングゲージは、軸形状の直径が規格通りに出来ているのかを確認するために使用されるツールです。
JIS規格でリングゲージの規格が定められており、当社でも、特段の指定がなければJIS規格(新JIS規格 もしくは、旧JIS規格)で設計・製作いたします。
お客様毎の規格が存在する場合もあります。たとえば、当社の地元愛知県のトヨタ自動車さんではTMS(テムス と読みます)規格というものがあります。
同じように大手さんは独自規格を保有されており、それらの規格に基づき製作を依頼されることもあります。
JIS規格に基づいたリングゲージは、ある程度まとまった数量の生産することが可能なため、それらを専門とするゲージメーカがあります。
その場合、価格が安価になる可能性もあるのですが、必ずしもそうではありません。
商流という物流経路が複雑になり、中間業者さんが何社も仲介する可能性があるからです。
当社に直接ご発注いただければ、ほぼ仕入れ価格で調達することが可能になります。
よって、JIS規格品であっても、安価に入手することができるかもしれません。
さて、本題に戻り特注リングゲージですが、特注である故に、図面作成(設計行為)する必要があります。(図面が手元に既に存在する場合は、その図面に基づき特注リングゲージの製作が可能です)
特注リングゲージの例

上記写真は、リングゲージ外径にカット面(通称:Dカット)が存在するため、特注リングゲージです
JIS規格でリングゲージの厚みが10mmと定められていた場合に、厚み9mmのリングゲージが欲しい。
JIS規格では口元の面取りがC1、だけど、C1.5のリングゲージが欲しい。
材質がステンレスのリングゲージが欲しい。
というような場合、特注対応となります。
このような場合は、当社のような特注リングゲージを常に製作しているメーカーが断然有利になります。
この品物は特注リングゲージかな?と迷った場合は、ぜひ、渡辺精密工業にお気軽にご相談ください。
渡辺精密工業に相談するには、こちら ==> https://wsl-g.co.jp/contact/
渡辺精密工業の資料をダウンロードするには、こちら ==> https://www.ipros.jp/company/detail/2059539/